スマートな家電コントローラーは本当にスマートなのか

Alexaがやってきた

Alexaがやってきた

職場で使用している方の話を聞いていたので、うちもスマートになろうかと、
12月のサイバーマンデーセールで満を持してEcho Dotを購入しました。
よりスマートにするために、壁面への取付パネルも買っておきました。

スマートホームスキルがキモ

音楽かけたり、お話ししてくれるっていう面白い機能の紹介なんかは置いておいて、Alexaに求めるのは声で操作できるスマートホームスキルの部分ですよ。

「アレクサ、テレビをつけて!」なんてね。

「リモコンを操作すればいいじゃん。逆にめんどくさいわ。」

そう思う人もいますよね?わかる、わかりますよ。みんな最初はそうです。

考えてみてください。
料理しながら、テレビを操作するためにリモコンを触るとき、
風呂に入るときに一時的にテレビと部屋の照明を落とすために、テレビのリモコンと部屋の照明のボタンを探すとき、
面倒だな、って思いませんか?

一言声を掛けるだけで、全部の作業がハンズフリーで一気に操作できたら楽じゃないですか?
ちょっとでも共感できたら、買いです。

ただし、Alexa搭載のEcho単体では、赤外線リモコンを使う家電のコントロールは現状難しいです。
逆に言えば、リモコンをコントロールできるAlexa対応の家電コントローラーがあれば、家にあるリモコンを支配することができるのです。

家電コントローラーが必須

スマート家電コントローラー?スマートリモコン?

要はリモコンを向かい合わせてポチポチするあの学習リモコンの親玉です。
最近の学習リモコンはWiFiに対応していて、スマホで操作することもできるし、Alexaを始めとするAIアシスタントに対応しているんです。

どれを選べばいいの?

これもいくつか種類があるので悩みます。
結論から言うと、ラトックシステムのRS-WFIREX3を選んで失敗した、と感じました。
これは2018年12月10日時点での記事です。

なぜ失敗だった?

まず前提として言っておくと、Alexaと連携しないならそこまで不満はないような気がします。
これを選んだ理由は、各種センサーが充実していること、Amazonで販売ランキングトップだったこと、悪いレビューが少なかったことです。

悪いレビューはあまりないので、みんな満足しているようです。
私もそれをみて買いました。
失敗だったと分かった理由は、職場の方が使っている「eRemote mini」との差が明確だったからです。
そして、満足しているというレビューを書いている人は、他の機種との比較が出来ていないからです。

スマートリモコンはハードウェアの違いより、ソフトウェアの質も重要です。
RS-WFIREX3は、Alexaとの連携という意味で、ソフトウェアがイマイチだったのです。

スマートリモコンとAlexaとの連携

できること、できないこと

まず、前提として、スマートリモコンとAlexaを連携させたときにできることは、
リモコンのソフトウェアに大きく依存します。
テレビ、エアコン、照明のON/OFFはどの機種でもできますが、それ以外の細かい動作に関しては差があります。

eRemoteのアプリでは「シーン」機能があります。

シーン機能では、テレビを付けた後に、2秒まって、アンプの電源ボタンを押す
というマクロのようなものが作れます。
ここで重要なのは、リモコンに登録したボタンだったら何でもマクロとして登録できることです。
入力切り替えで指定の入力に変える、なんてこともできると思います。
この機能はRS-WFIREX3にも「マクロ」機能として実装されています。
ここまでは一緒です。

重要なのは、Alexaの定型アクションにおいて、
eRemoteの「シーン」機能はそのままAlexaから呼び出せるが、
RS-WFIREX3の「マクロ」機能は一切Alexaから呼び出せない
ということです。

つまり、RS-WFIREX3とAlexaの連携では、登録した機器の電源のON/OFF(に登録した機能)しか使えないのです。

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実際の問題点と工夫

我が家では、リビングのシーリングライトは完全OFFにする事は少なく、常夜灯にして運用することが多いのです。
RS-WFIREX3には常夜灯というボタンをAlexaから呼び出すことは出来ません。

じゃあどうするのか?

  1. 電源のON(全灯)ボタンに、照明の「お気に入り」を割り当てる。
  2. 電源のOFF(消灯)ボタンに、「常夜灯」を割り当てる。

こうすることで、「アレクサ、電気を消して」(電気として登録しています)というと常夜灯にし、「アレクサ、電気を付けて」というと、お気に入りの明るさになるようになります。

電源ボタンとして登録したものを呼び出すことはできるのです。
しかし、電源ボタンは機器毎に1個しかないため、機能を増やす度に新しい機器として登録しなければなりません。

例えば、細かい設定を考えると、
ゲーム機を切り替えるときに、テレビの電源を入れて、アンプの電源を入れて、入力をHDMI2に切り替えたいときは、
「アレクサ、スイッチで遊びたい」という声に対して、

  1. テレビの電源をON(通常通り)
  2. アンプの電源ON(通常通り)
  3. アンプのリモコンの入力切替ボタンを、新しいアンプの電源ボタンとして登録したものをON

という手順を踏まなければなりません……。

どこがスマートなのか。

今後の展望

念のため、製造元のラトックシステムに電話で問い合わせてみました。(2018/12/10)
すると、

「現状ではマクロ機能を登録することはできないが、要望があるので将来の実装リストに入っている。」(確約ではない?)

との事でした。

かなり悔しい思いがありますが、ソフトウェアの進化に期待してこのまま使用することにします。スマートじゃない工夫をすれば、頑張れるという事もわかったので……。

今の時点でスマートなコントロールを希望するなら、
レビューページだけでなく、自分が求める機能がソフトウェア側に本当に実装されているか調べた方がいいです。一番の問題は、

使ってみないと求める機能がわからない

ことなんですけどね。